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6.0 インストール
6.1 前提条件タスク
6.2 インストールの手順
CA ARCserve D2D r16 Update 6 リリース ノートをご利用いただき、誠にありがとうございます。 このリリース ノートには、この更新に関する重要な情報が記載されています。
この更新では、以下の拡張機能が CA ARCserve D2D に追加されました。
以下の地域がサポートされ、ファイル コピーのデスティネーションとして選択できます。
CA ARCserve D2D にログインしなくても、ジョブ(バックアップ、リストア、ファイル コピー、復旧ポイントのコピー、カタログ、または詳細リストア カタログ)の実行状況を簡単に知ることができます。 ジョブが開始されると、ジョブ ステータスがアニメーション化されたアイコンで CA ARCserve D2D トレイ モニタに表示されます。
ライブ チャットでは、リアルタイムのモニタリングおよびヘルプ/サポートが提供されます。 ライブ チャットを使用すれば、CA ARCserve D2D テクニカル サポート チームとのコミュニケーションを最適化することができ、ユーザは製品にアクセスしたまま懸念や疑問をすぐに解決することができます。 チャット セッションの完了時に、チャットの記録を自分の電子メール アドレスに送信できます。
注: Trusted サイトへの[ライブ チャット]リンクの追加が必要になる場合があります。
この更新では、以下の問題が修正されました。
注: オペレーティング システムのリソースが著しく制約されている場合、この修正を適用しても解決しない場合があります。
注: スキップされた不明パーティションのタイプによって、リストアされたサーバが誤動作する可能性があります。
以下の問題がこの更新に存在していることが判明しています。
症状:
ファイル コピー ジョブが暗号化されたバックアップからデータを読み取る際、CA ARCserve D2D パスワード管理を利用して、パスワードを取得します。 パスワード管理は、すべての復旧ポイントのパスワードを、環境設定フォルダ内のファイルに保存します。 CA ARCserve D2D をアンインストールすると、このファイルは削除されます。 CA ARCserve D2D を再インストールし、バックアップ デスティネーションを元のバックアップ場所に指定しても、ファイル コピー ジョブは暗号化パスワードを取得できません。
解決方法:
現在のところ、有効な回避策はありません。 以下のタスクの実行をベスト プラクティスとして推奨します。
症状:
デスティネーションに到達できずにカタログ ジョブが失敗する場合、カタログ ステータスは正しく更新されず、ファイル レベル リストアを実行できません。
解決方法:
復旧ポイントをボリュームにマウントし、回復するファイルまたはフォルダを見つけます。
症状:
サーバからログアウトすると、特定のレジストリ キーがアンロードされ、バックアップが失敗する。
解決方法:
注: レジストリに DisableForceUnload という値が追加されています。
症状:
システム ボリュームに十分な空き容量がないため、スナップショットの取得に失敗しています。
解決方法:
システム ボリューム上のディスク容量を一部解放します。 ディスク容量を解放する前に、システム ボリュームをドライブ文字にマウントすることができます。 ボリュームが 500 MB 未満である場合、スナップショットを保存するには 50 MB 以上の空き容量を必要とします。 ボリュームが 500 MB より大きい場合、スナップショットを保存するには 320 MB 以上の空き容量を必要とします。
症状:
CA ARCserve D2D ユーザ インターフェースからアクセスされる[更新のインストール]ダイアログ ボックスには、[マシンの再起動を許可する]チェック ボックスが含まれません。 このチェック ボックスが選択できないため、[インストール]ボタンが無効のままになり、更新がインストールできません。
解決方法:
[CA ARCserve D2D モニタ]をクリックし、必要な更新をインストールするために[更新の確認]を選択します。
症状:
「C:¥Program Files¥CA¥ARCserve D2D¥TOMCAT¥logs」にあるログ ファイルのサイズが非常に大きくなっている場合は、Tomcat の stdout および stderr のログを無効にして使用ディスク容量を縮小します。
解決方法:
レジストリ エディタを使用して、StdOutput キーを変更します。
以下の手順に従います。
1. レジストリ エディタを開き、StdOutput キーを探します。
32 ビット システム
HKEY_LOCAL_MACHINE¥SOFTWARE¥Apache Software Foundation¥Procrun 2.0¥CASAD2DWebSvc¥Parameters¥Log
64 ビット システム
HKEY_LOCAL_MACHINE¥SOFTWARE¥Wow6432Node¥Apache Software Foundation¥Procrun 2.0¥CASAD2DWebSvc¥Parameters¥Log
2. stdout ログを無効にするために、StdOutput の値に空の文字列を設定します。
3. stderr ログを無効にするために、StdError の値に空の文字列を設定します。
4. Web サービスを再起動します。
以下の制限がこの更新に存在していることが判明しています。
以下のセクションでは、インストールの前提条件およびインストール手順について説明します。
この更新をインストールする前に、CA ARCserve D2D r16 が(r16 の前の更新が存在するかどうかを問わず)インストールされていることを確認します。
重要: CA ARCserve D2D r16 Update 6 をインストールすると、ドライバも更新され、完了時の再起動が必要になります。 ユーザ インターフェースまたはトレイ モニタからのトリガにより更新をインストールする場合、アップグレードが正常に終了した後、マシンが自動的に再起動されます。 そのため、この更新のインストールを開始する前に、すべてのデータを保存してください。 現時点での再起動を避けたい場合は、Update 6 のインストールを延期し、都合のよい時点で行うようにしてください。
この更新は、以下の 2 通りの方法でインストールできます。
注: CA ARCserve D2D の更新の詳細については、「ユーザ ガイド」を参照してください。
http://rmdmdownloads.ca.com/D2DUpdates/D2D/r16/updates/CA_ARCserve_D2D_R16_Update_6.exe http://rmdmdownloads.ca.com/ARCserveD2D/r16/D2DBMR/D2DBMR.iso
テクニカル サポートの詳細については、弊社テクニカル サポートの Web サイト(http://www.ca.com/jp/support/)をご覧ください。
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